不眠症は漢方薬で改善できるのか
不眠症になるとまず睡眠薬や睡眠導入剤の服用で症状を改善させようと思う方が多く、市販の睡眠薬は多くの方が購入した経験があると思います。
しかし、市販の睡眠薬や睡眠導入剤を服用する際に、徐々に効果が薄れているような感じがあり、用量を大幅に増やしてしまい「薬物依存症」のような状態になることも珍しくありません。
不眠症と漢方薬
不眠症の症状を抑えるための睡眠薬、睡眠導入剤の「依存症」を防ぎながらも、睡眠の質を向上させる方法の一つとして「漢方薬」があります。漢方薬を使用して不眠症を改善させた方も多く、一定の効果があると言われています。
心療内科や精神科から処方される睡眠薬や睡眠導入剤と合わせても摂取することができるので、依存性がない漢方薬とのセットで不眠症を改善させた人も多くいるのです。
私自身も漢方薬による不眠症改善を実践してみたのですが、一番効果を実感できたのはリラックス効果を得ることができるので、自然と眠くなる状態を作ることができました。
不眠症の症状として、夜中も気が張っていて落ち着いて横になることができない場合や、イライラしやすくなり寝付くことができない方は特におすすめです。
漢方薬と一言で言っても、その種類は多岐に渡るので、自分にあった漢方薬を飲むことが大切ですが、最初のうちは医師に相談して始めると良いですね。
私の場合は睡眠導入剤や睡眠薬で不眠症の症状を抑えていましたが、ある程度症状が落ち着いた頃から漢方薬を取入れました。具体的には、病初期、底期、回復期、リハビリ期の4つの段階がありますが、回復期から徐々に取入れ、効果を実感しました。
その結果、現在は睡眠導入剤も睡眠薬も必要なくなり、睡眠の質も大幅に改善されましたが、今でも念のため漢方治療は実践しています。
不眠症に効果的な漢方薬は?
漢方薬の考え方には「気、血、水」というものがありますが、不眠症の症状にあった漢方薬を処方してもらうことが大切です。
具体的に不眠症治療に用いられる漢方薬としては、
実証
実証とは「その人の状態(体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差)をあらわすもの」です。
大柴胡湯(だいさいことう)・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)・三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)など
虚証
虚証とは、体力や抵抗力が充実している人を「実証(じっしょう)」、体力がなく、弱々しい感じの人を「虚証(きょしょう)」と言います。
加味帰脾湯(かみきひとう)・加味逍遙散(かみしょうようさん)・帰脾湯(きひとう)・酸棗仁湯(さんそうにんとう)・抑肝散(よくかんさん)・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)など
があります。
同じ不眠症状に悩んでいる方の場合でも、全員が同じ漢方薬で効果がでるとは限りません。一人ひとり別の漢方薬の方が効果があるという可能性があるのです。漢方薬は本人が申告した症状や、体質などから判断します。
漢方薬の大きなメリットとしては、不眠症状以外の症状も考慮するので、不眠症の症状だけではなく、疲労感やめまい、冷え性などにも効果があります。
漢方薬は不眠症が起こる原因を解消することで、眠れるようにしていくことから依存性は少なくより自然ね形で睡眠が取れるように導いてくれるので、睡眠薬や睡眠導入剤に抵抗感がある場合は試してみると良いでしょう。
このサイトを訪問された方が、一番多く購入されている不眠症改善プログラムです。 ▶稲葉式不眠症改善プログラムを実際に購入して体験しました。不眠症でも薬を使わずに改善する方法が分かりやすく解説されています。
このサイトを訪問された方が、一番多く購入されているサプリメントです。 ▶不眠症改善サプリメントを実際に購入して体験しました。体の緊張をほぐし、ストレスを減らして朝の目覚めを良くするサプリメントを紹介
不眠症だけではなく、うつ症状にも効果がある「セロトニン」を増やすサプリメント。 ▶「L−トリプトファン」を実際に購入して体験しました。 管理人が1年以上愛用しているセロトニンを生成しやすくするサプリメントを紹介。
スポンサードリンク
タグ
カテゴリー:不眠症と漢方