「100円のコーラーを1000円で得る方法」を読んだ感想

私はマーケティングについて勉強したいと以前から思っていたのですが、マーケティングは非常に複雑で学ぶことが難しいと思っていました。学生時代に何で経済学部に進まなかったのかと今になって後悔することもあります。

今回紹介する「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティングの基礎が分かりやすく一つの物語として解説されています。

マーケティングに携わる仕事をしている方だけに限らず、世の中の全ての職種の方が読むべき本だと感じたので、実際に読んだ感想を書いてみます。



あなたは顧客に振り回されていませんか?

 

お客様第一主義と掲げている企業は多いのですが、本当の意味での「お客様第一主義」を理解している人は少ないのではないでしょうか?

お客様第一主義という考え方は、「自社の製品を使うことによってお客様が得られるメリットを提案することやそれに伴う行動」だと思います。

しかし、中には「お客様絶対主義」を「お客様第一主義」と勘違いしている企業も多くあり、「お客様の要望には全てお応えします」とまるでお客様の僕のようになってしまっている場合もあります。

私たちは日々の仕事の中で、お客様の要望を取り入れつつも、お客様の要望の中で必要がないものについてははっきりと「必要ない」ことを伝え逆にどのようにすればより効果があるのかを提案することが必要です。

お客様絶対主義では生き残っていくことはできないでしょう。

 

真の顧客満足とは何か?

 

「顧客満足NO1」という広告を見たことはありませんか?

よくCMやポスターなんかで見かけますよね。

この顧客満足の考え方が「100円のコーラを1000円で売る方法」には具体的に書かれています。

顧客満足とは顧客の期待に応えただけでは0点であり、「顧客が感じた価値ー顧客の事前期待値=顧客満足」になるのですが、私は自分のこれまでの仕事を振返ってみた際に限りなく0点に近いであろう提案ばかりをしてきたことに気がつきました。

顧客が感じた価値を高める方法を探して、今一度顧客満足度を高める努力をすべきだと実感しました。

 

100円のコーラを1000円で得る方法

 

コンビニで売っている普通のコーラと、高級ホテルでルームサービスで注文するコーラにはどのような違いがあるのでしょうか。

中身はどちらも同じコーラですが、一方は100円程度で売られており、ホテルで注文するコーラは1000円もします。これはなぜでしょうか。

100円のコーラは「コーラの液体そのもの」を売っているので安いのですが、ホテルのルームサービスで注文するコーラには「コーラの液体そのものも適度に冷やされた飲みやすいコーラにし奇麗なグラス、部屋まで運んできてくれるサービス」をプラスして1000円で販売しているのです。

つまり、目に見えない価値を付けて同じ中身のものでも値段を変えて販売することが可能になるのです。

 

まとめ

 

今の世の中でほとんどの市場が成熟してきていますが、まだまだ差別化するポイントは沢山あります。差別化ポイントを探しだし新たな市場を作ることもできますし、価値を上げていくことも十分可能です。

「100円のコーラを1000円で売る方法」にはマーケティングだけでなく、自分の仕事にどのように活かしていくべきかを考えながら読むと、より理解が深まります。

簡単に価格を下げるのではなく、価値を上げてお客様にサービスを提供することが今後企業が生き残っていく上で重要な考え方だと感じました。

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2012年8月9日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:書評

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